大嫌いの中には原点があった
こんばんわ、こんにちは、あおいゆきです。
私は自分の家族が大嫌いだった。
「どうして手をふり払うの?」
「どうして僕をひとりにするの?」
「どうして、たまに優しいの?」
ずっとずっと疎外感があったんだよ
だから、僕はひとりの完全な人になろうとしたんだ
誰とも関わらずとも生きていけるだけの人になる為に
だけど
お母さんの優しさ、お兄ちゃんの力強さ。
本当は大好きだった
ずっと遠くから見てた
そんな風に過ごして何十年も経った。
ずっと「人」 というものを考えて、これまで生きてきた
いくつになっても未熟で、確信もって言えることなんて、どれだけのことがあるだろう
だけど、思ったんだよ
ずっとずっと前から、僕は家族が大好きだった
いつだって支えてくれた
いつだって味方でいてくれた
そんな素直な自分の気持ちに気づいた時
自分であることを喜んだ
この家族の一員でいれたことに感謝した
辛かったことばかりに目をやるのは、もう終わり
どんな事があろうが、生きていこうね
散らかった心の中をガサゴソしていたら、誰かに愛された形跡は必ず見つかる
信じることが原点にあった
その喜びに感謝を込めて。